Everyday I Have The Classic Rock

まあ酒を呑みながらロックの話でもしましょう♪

ジャクソン・ブラウン 東京公演を観て

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 待望のジャクソン・ブラウンの来日東京オーチャードホール公演も終了し、今回は幸せな事に10月17日と19日の2日間観る事が出来ました。

17日は1Fの11列目(Kさん本当にありがとうございました)。19日は2Fの4列目と言う全く違ったシチュエーションで観る事が出来たのは本当に幸運な事でした。

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 さて今だ興奮冷めやらぬままブログを書いてる訳ですが、10月17日から始まった今回の東京公演はファンの予想を(良い意味で)裏切り 今年の10月2日に66歳と言う若さで亡くなった"Tom Petty"&"Heartbreakers"のカヴァー曲"The Waiting"で幕を開けました。。

その後も親友であったあの"Warren Zevon"の"Lawyers, Guns And Money"…

10月18日の公演では今年の5月27日に69歳で亡くなってしまった盟友"Gregg Allman"のカヴァーで"Melissa"(聴けなかったのはちょっと悔しいw)…

昨日10月19日公演でも再度"Warren Zevon"作で、あの"Linda Ronstadt"もカヴァーした事でも良く知られる"Carmelita"を披露してくれ、連日(今回に限った事ではありませんが)アンコール曲にはやはり去年この世を去ってしまった親友"Grenn Frey"との共作曲"Take It Easy"を取り上げていました。。

The Waiting

The Waiting

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Lawyers, Guns and Money

Lawyers, Guns and Money

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Melissa

Melissa

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Carmelita

Carmelita

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  モチロン「今日はあの曲を聴けた♪」とか「あの曲好きなのに演らなかったなぁ…」とかセットリストを睨みつつ一喜一憂するのもファンならではの楽しみ方の1つではあるのですが、ジャクソン自身も今年の10月9日で69回目の誕生日を迎え、あの1977年リリースで彼の代表曲の一つ"Running On Empty"の冒頭の歌詞、"In '65 I was seventeen~"(65年僕は17歳で…)の部分に絡め「17歳だった僕ももう69歳だよ…」の様な事を言っていた様に、今だあの爽やかなウエストコーストヴォイスは健在ながらも もう決して若くはない、多くの友達に先立たれ いつの間にか選ぶ曲も今は亡き友人を"偲ぶ"内容に変化して来ているのも事実なんですよね…。

 

とは言え、

 

それにしてもジャクソンの存在はイチイチ本当に悔しい程にカッコいい!

 

 ソデから登場して会場に手を振る仕草。

曲ごとにお気に入りのギターに持ち替えての弾き語り。

ピアノに移動して観客とジョークを交えながらトークする姿。

バックバンドを振り替えり、その演奏を愛おしそうに見つめながら背中でリズムを取る少年の様な後ろ姿。

もうどれを取ってもホントに"色気"が有ってカッコいい!

特に昨日10月19日のライブで、本人曰く「誰もリクエストしてくれないから気がひけるなぁ」などと言いながらも初めて聴かせてくれた"Culver Moon"(実は以前から大好きな曲なのですが「どうせ演らないだろうな〜」と勝手に決めて諦めてましたw )での ジャクソンにしては珍しくギターをちょっと下気味に抱えて弾き語りする"レイドバック"な姿はマジでカッコ良かった(改めて惚れましたw)!

Culver Moon

Culver Moon

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  どちらにしても今回もまた素晴らしいライブを聴かせてくれたジャクソン・ブラウンと"ドリームバンド"の面々には本当に感謝です!

 

終わりにファンを(勝手に)代表して、

 

⚫︎Mr.ジャクソン・ブラウン

また日本に来てくれてありがとう!あなたのピースフルな歌声はいつも多くのオーディエンスに幸せと笑顔をもたらせてくれます。でも...もうけっして若くないので"ファンの為にも"くれぐれも身体を大切に。そしてまた近い内に日本に戻って来てくれる事をファン一同首を長くしてお待ち申し上げております♪

 

⚫︎グレッグ・リーズさん

"ドリームバンド"の要。寡黙なイメージからは想像も出来ない様な神がかった(スティール)ギタープレイを今回も十分に堪能させて頂きました!また是非"夢のバンド"のリーダーとして日本に戻って来て下さい♪

 

⚫︎マウリシオ・リワークさん

決して派手ではないけれど常に正確なリズムを刻み続けるドラムテクニックは特筆モノです!いつも観る者に安心感を与えてくれました。次回もまた"ドリームバンド"のメンバーとしてお会いしましょう♪

 

⚫︎ヴァル・マッカラムさん

テレキャスターとファイアーバードを巧みに使い分けジャクソンを盛り立てる安定したギタープレイは素晴らしかったです。とりわけ"Looking East"でのグレッグとのギターバトルは最高でした!

 

⚫︎ボブ・グラウブさん

長年にわたり 私的にもジャクソンを支えてくれてる功績は大です!また"ドリームバンド"の一員として是非日本に戻って来て下さい♪

 

⚫︎ジェフ・ヤングさん

観客からの突然の(ワガママなw)リクエストにも関わらずキーボードとバックボーカルでジャクソンを支えてくれる姿は観客席からも十分に確認出来ました!また是非日本でお会いしましょう♪

 

⚫︎シヴォンヌ・スチュアートちゃん

⚫︎アリシア・ミルズちゃん

あなた方二人の美しくもパワフルなゴスペルヴォイスによって一層ファンタスティックに生まれ変わった"Lives In The Balance"は圧巻でした!また次回の来日公演でもお会い出来る事を楽しみにしてますヨ♪

ロード・イースト -ライヴ・フロム・ジャパン-

ロード・イースト -ライヴ・フロム・ジャパン-

 

 追伸:明日10/21から始まる名古屋公演、10/23の大阪公演、10/24の広島公演に行かれる方々。なにか台風が近づいている様なのでくれぐれもお気をつけて(しかしこれから観れるなんて羨ましい…)。そして存分に楽しんで来て下さい!

また今回も最高のパフォーマンスを魅せてくれているジャクソン・ブラウン日本公演後半戦、特にどんな曲が演奏されるか予想出来ない展開の公演レポートなどを楽しみにしております♪(๑˘◡˘๑)

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Thank you very much Jackson Brown and his dream band!

Please come again soooooon!!! 

 

Twitter Account:http//:twitter.com/shibayanhatena byしばやん

エリックさんのお呼ばれパフォーマンスの巻

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最近よくブログを読んでくれてる友達から「ねえ、クラプトン書こうよ。好きでしょ?」って言われるんですが、まあ「好きでしょ?」って言われればアナログ、CD合わせればアルバムも100枚ぐらいは所有してるし、1975年の武道館。エリック二度目の来日公演を観に行って以来今日までライブにもなんだかんだ優に30回以上は伺わせて頂いてるので"嫌いだ"とは言えません(ホントは三度の飯より好きw)が(^^;;

 

でもですよ。だからこそネタが多過ぎて頭がグチャグチャ、まとめるのが大変だとも言える訳でw

 

そこで、と言う訳ではないんですが、エリックは結構他のアーティストのアルバムに密かにお呼ばれしてパフォーマンスを披露してる事も多く、まあ内容も様々ではありますが…。

 

例えば参加度合いが控えめで

「ん(・_・?) 今のエリックいた?どこに?」

って言う

「これ名前貸ししたんじゃね?w」

みたいのもあれば

お呼ばれしたからには思いっきりしゃしゃり出て

「俺が"GOD"だっっっ!( *`ω´)」

ってメチャメチャ弾きまくり シャウトしまくりで仕切っちゃってるのまでw

 

であれば当然

「GOD Please (・_・)/」

となりますよね。エリックファンならば^^

 

と言う事でクラプトンのブログ本編はまたの機会にして、今回は"エリックさんのお呼ばれパフォーマンス"で行こうと思います♪ (^-^)/

 

さて、と言う事で1曲目は…

 

《Robbie Robertson "Fear Of Falling"》

 

ロビー・ロバートソンと言えば、元"The Band"のメンバーで1967年の結成時から1976年にサンフランシスコのウィンターランドで開催された解散ライブ、あの「The Last Waltz」までバンドの中心人物として支えた、まあ知る人ぞ知る"ロックレジェンド"なわけです。

 

勿論エリックもこのラストワルツではステージに上がりアルバム「No Reason To Cry」から"All Our Past Time"と"Bobby"Blue"Brand"の"Further On Up The Road"の2曲を披露しています。

 

ロビーとエリックの出会いがいつなのかは分かりませんが かなり昔から仲の良い付き合いだった様ですね。

 

そんなロビー・ロバートソンが2011年にリリースしたアルバム『How To Become Clairvoyant』

エリックはこのアルバムでなんと7曲でフィーチャーされているのですが、その中でも取り分け素晴らしいのが6曲目の"Fear Of Falling"です♪ (その他の参加曲は割と控え目なので省略しますw )

 

しかしこの曲ホントに相当良いです。

どのぐらい良いかと言うと、もし比べるとすればもうあの"Change The World"並みに素晴らしい!=3

 

そしてその内容は、これぞエリック!と言う、それこそあの"Change The World"を彷彿とさせるアコースティックギターのリフから始まり、ファーストヴォーカルもエリック。その後ロビーのヴォーカルと掛け合いながら最後はエレクトリックギターのソロでエリック節を十分に堪能させてくれてフィニッシュ!(ちょっと端折り過ぎですがw)

 

と、まあここでグダグダとシロートが解説するよりは聴いた方が早いので"iTunes"のリンクを貼っておきますね^^

Fear of Falling (feat. Eric Clapton & Steve Winwood)

Fear of Falling (feat. Eric Clapton & Steve Winwood)

  • ロビー・ロバートソン
  • ロック
  • ¥250

 それにしてもこの曲、ロビーには申し訳ないけど、もしエリックのアルバムに収録されてたら結構ヒットしたんじゃないかなぁ…? ステージでも聴いてみたいし。。

まあ是非聴いてみて下さい。お薦めです(^-^)/

 

で…次!

 

Robert Randolph & The Family Band "Jesus Is Just Alright"》

 

タイトルを見て、ん(・_・?) と思った方も多いと思いますが、そうです!あのドゥービーブラザーズの大ヒット曲。

"Robert Randolph & The Family Band" のセカンドアルバム『Colorblind』 の5曲目に収録されてる

 

Jesus is just alright with me, 

Jesus is just alright, oh yeah~ ♪( ´▽`)

 

の"Jesus Is Just Alright"です♪(^-^)/

 

これはもうエリック思いっきりシャウトしてますw (俺が"GOD"だっ!オーラ出まくりw)

もしかして前から演りたかったんじゃないの?ってぐらいにコブシもギンギンに回ってるしw

でもいくらなんでも自分のアルバムで取り上げるのは大人気無いし、って事なんでしょうけど 実はエリックも結構ミーハーなとこ有りますからねw 

昔 友達とした笑い話ですが、

そのうち"Shocking Blue"の"Venus"なんかも演っちゃうんじゃないの?って思ってハラハラしてましたからw (^^;;  (マジな話でw)

 

それにしてもロバート・ランドルフってまだ36歳なんですね…。って事は2001年初来日時に新宿のリキッドルームで観た時も"The Word"に参加した時もまだハタチ!?(o_o)

 

日本で20歳と言えばあの"AKB"がどうしたとか"ジャニーズ"なんちゃらとかとかとホボ同年代じゃないですか!

それであの稲妻の様なギタープレイかよ!

 

流石に"ペダルスティール界のジミヘン"と言われるだけの事はあるな。

ホントに凄いなぁ、この人は。

 

その後 実は2011年にブルーノートでブッキングされてたんですが、あの震災の影響でキャンセルになって観られませんでした。。

なので今度また来日してくれたら絶対にリベンジしなきゃですね。

 

で、話は曲に戻りますが、これはもうエリックパパと、息子程年の差があるロバートとのギターバトルですw 

ヴォーカルこそエリックが主導権を握ってますけど、これがギターとなると、腕自慢のギター小僧と大人気ないオヤジの意地の張り合いw でも2人ともホントに楽しそうに弾いてます♪

Jesus Is Just Alright (Featuring Eric Clapton)

Jesus Is Just Alright (Featuring Eric Clapton)

 いいなぁ~2人とも^^

いつかまたエリックが来日してくれた時にロバートの飛び入りかなんかで是非ナマで"Jesus Is Just Alright"を聴いてみたいもんですね~♪ (๑˘◡˘๑)

 

ジャクソン・ブラウン『THE ROAD EAST - LIVE IN JAPAN』

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今日10月9日はジャクソン・ブラウン69回目の誕生日。そして待ちに待った日本公演まであと1週間と少し!

今10月4日のリリースと同時に手に入れた2015年3月日本ツアーを収録した『THE ROAD EAST - LIVE IN JAPAN』を聴きながらブログを書いてます♪(๑˘◡˘๑)

 

思えばジャクソンはレコードデビューして今年で45年。そうだ、確かに1972年に『Saturate Before Using』がリリースされて以来、中1の時からずっと聴いてるんだったw なんか最初に聴いた"Doctor My Eyes"が好きだったなぁ…。初めてウェストコーストの空気に触れた様な気がして。と言ってもウェストコーストサウンドなんて言葉は1976年に雑誌"POPEYE"が発刊されて初めて聞いたのかも知れないけどw(^^;;

 

でもなんか特別な存在だったのは確かで、当時の私はと言えばクリームだツェッペリンだのブリティッシュロックに脳内を支配されていたはずなのに、この全く対局にある様な爽やかなサウンドが妙にすんなりと頭に入って来た。そしてそのまま居座っているんだから不思議なもんです(笑)

そう言えば何故だかイーグルスよりも先にジャクソン・ブラウンだったんですよね。

それだけあの爽やかな元祖ウェストコーストヴォイスに魅力を感じたんでしょうね。完

全にやられましたw

 

さてその『THE ROAD EAST - LIVE IN JAPAN』ですが、曲ごとの感想とかウンチクはCD付属のライナーノーツに任せるとして、まずライブアルバムとしては『Solo Acoustic Vol.1,Vol.2』以来。バックバンドを従えてのレギュラーツアーを収録したモノとしては自身初!

いゃあ、待ってましたよ…しかも日本エクスクルーシブ!(ホントに日本に生まれて良かった!)。゚(゚´ω`゚)゚。

もし日本に住んでいて購入出来る環境にあるなら絶対に手に入れるべきです!

なんせアメリカの友達にも頼まれて2枚送りましたから^^

ロード・イースト -ライヴ・フロム・ジャパン-

ロード・イースト -ライヴ・フロム・ジャパン-

 
Call It A Loan (Live)

Call It A Loan (Live)

 そしてこのアルバムを聴いて2年半前のオーチャードを思い出しました…。そうなんですよ、全体を通して凄く音が柔らかい…。なんと言うか聴いていて凄く幸福感に包まれるというか、ジャクソンの声も演奏も…。

さすがにジャクソンが「僕の夢のバンド」だって言うだけの事はありますよね 。そして今回の来日メンバーも全く同じだと言う事も発表されてます(^_^)v

 

個人的には観客からのリクエストでしかたなく(?)演奏された3曲目の"Call It A Loan"が凄く良かったな~♪ (あんまり良いのでもうずっと聴いてますw) 何故かアルバムでは一番売れたはずである『Hold Out』からのセットリスト入りがずっとなかったですし。。

今回のこのアルバム、ライナーノーツにジャクソン本人による曲ごとのコメントが記されているんですが、「なんとかギリギリ演奏出来るかどうか」って言う状況の中で急遽曲を変更しての演奏だったらしいです(急遽でこの出来かよ!w)。

そう言えば『Solo Acoustic Vol.1』でも観客の「テキニイージーッ!テキニイージーッ!」のリクエスト(せがまれて?)で"Take It Easy"を演奏するなんて場面もありましたっけねw

こう言うアットホームな雰囲気もジャクソン・ブラウンのコンサートならではですね(^.^)

Call It a Loan

Call It a Loan

Take It Easy

Take It Easy

 私自身はジャクソン・ブラウンを観るのは日本では3回目。12~13年前にホノルルのワイキキシェルで行われた"Kokua Festival"で1回(当時はビジネスで年に最低4~5回はハワイに行ってたのでたまたま観る事が出来ました^^)観ていて、計4回目になりますが 今回も本当に楽しみです♪♪♪

 

どちらにしてもチケットを持ってる10月19日のオーチャードホール公演まであと10日!

今日はジャクソンの誕生日だと言うのに来日直前にこんな素晴らしいアルバムをリリースしてくれるなんて 逆にプレゼントを貰った様な気分です(*^_^*) アリガト-♪

 

ではまたそのコンサートのレポートは近々報告しようと思います◡̈⃝︎⋆︎*

 

そして俺たちのジョニーはやって来た!

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 2011年3月11日午後14時46分。宮城県牡鹿半島沖を震源とするM9.0の大地震により東日本一帯は津波による大被害を受け、とりわけ福島県の第一原子力発電所津波の影響により炉心溶融など放射性物質の放出をともなった原発事故を起こしてしまいました…。

 

 当然の様に こと放射能に対しては極端に敏感な多数の海外ミュージシャン達が日本公演をキャンセルする中で、震災が起きた10分後に成田に着陸したシンディー・ローパー

震災後直ぐに来日したニーヨ。

震災翌月にコンサートを決行したカイリー・ミノーグ

その他にもジャスティン・ビーバーケイティ・ペリーレディ・ガガetc...と多くのミュージシャンが余震がなおも続く日本各地で予定通りにステージに上がりました。

 

そして…

 

 この人!我れらがジョニー・ウィンターの兄貴も4月に待ちに待った初来日!

ついに"Zepp Tokyo"であの『100万ドルのギタリスト』のパフォーマンスを目の当たりに出来るーっ!!!(((o(*°▽︎°*)o)))

 

と思ったのですが、どうも巷では

『ジョニーはどうせ余震にビビって来やしねえよ』

とか

『いやいや奴は放射能に負ける様なタマじゃねえ』とかw 

勝手な噂が乱れ飛び、おまけにライブを協賛してる"インターFM"で当時、平日の夕方からOAされていた"The Dave Fromm Show"でもコンサート直前まで『ところでジョニー来てるの?全然情報が無いんですけど…』ってそんなバカな…(´Д` )

 

心配になって招聘元の"M&I"に電話をかけて確認した友達に至っては『キャンセルと言う話は聞いておりませんがぁ…。』と曖昧な返事に一層不安を募らせる始末ww

 

 そして ジョニー来日のニュースが未だ届かない4月13日の当日。

モチロン初日のチケットをゲットしていた私は半信半疑のまま友達と待ち合わせしてお台場の"Zepp Tokyo"へ。。。

 

おぉーっ!並んでんじゃん!看板も出てるしぃ~!!『やっぱ来てくれたんだぁジョニー!!!』って当たり前なんですけどねw(^^;;

 

それにしても並んでるファン層を見るとやっぱり年齢層高ぇ~w ガラも悪いし(自分も含めて)www

あちらこちらから聞こえる

「ジジイ本当に来てんのかよ~」

とか

「早く入れろよジジイ!」

とかの罵声(?)を聞きながらスタッフの誘導に従って"おごそかに"入場となりました。

 

 場内はって言うとこれまたやはり異様な雰囲気で、

「ジョニ~~~っ!」

って言う奇声を上げる輩や先ほど同様

「ジジイ早く出て来いやっ!」

などと言うジョニーファン特有の荒っぽい愛情表現(?)が飛び交う中ついに照明が暗転してバックバンドの面々が登場!

 

暫く3コードからなるインストブルーズの演奏が続き、おぉ~っ!スゲえ!これじゃあ今余震が来ても気づかねえな(当時の東日本は毎日何度もの有感地震に襲われてました…。)!ってぐらい腹に響く心地良い爆音!

 

そしていよいよ生ジョニー登場!となった訳ですが…

 

あれ(・_・?)

 

そこには女性スタッフに手を引かれながらヨチヨチとステージに登場した小柄な老人の姿が…。

 

噂には聞いてたけど『ジョニー年取ったな…』

誰もがそう思ったはず。。

 

 そして、ステージの真ん中に置かれていた椅子にヨッコラショと腰掛けると あの嗄れ声で一言挨拶をして『One,Two,One Two Three!』の掛け声に続いて"あの"ブルーズ界の大定番!あまりにも有名な"Freddie King"の"Hideway"でショーが始まりました♪

会場はと言うともう興奮のルツボ!『ジョニィーーーっ!』と叫ぶ人『いいぞジジイ!』と例の独特な調子で"愛情表現"をする人、あまりに声援が凄いので会場中が『ウォーっ!』と唸ってます。。もう皆んな泣いてます…。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 そりゃあそうなんですよ。。あの幻の来日公演が突如として中止になってから約20年…。私はと言えば何度かアメリカ本土で観ようとチャレンジするもタイミングが合わずその度に断念…。皆んなそんな風にして待った20年間。『もうジョニーは来ないんだろうな…』と思いながらも儚い希望を捨てずに待ってたんですから(泣)

 

 確かに老いたせいか昔の様に指も思った様に動かなそうだし タイミングも若干遅れ気味になったりはするけど そんな事はもうどうでもいい…(逆に言えばあんな状態でステージに出て来たジジイがここまで弾けんのかよ!とも言えるのですがw)。

間違いなく目の前に生ジョニーがいてくれて、間違いなく目の前で"息をする様に"30年来の相棒"Erlewine Lazers"のヘッドレスを弾きまくり、ヴォーカルをシャウトさせてる訳ですから…。

 

 さて"Hideway"から始まったステージの方はと言うと、

私のお気に入り1992年リリースのアルバム『Hey,Where's Your Brother?』から"She Like To Boogie Real Low"、マディ・ウォーターズの"Got My Mojo Workin'"

ロックンロールの定番チャック・ベリーの"Johnny B Good"、あの"Sunshine Of Your Love"のリフを織り込んで演奏してくれた"Don't Take Advantage Of Me"、

大ヒットしたアルバム『Captured Live!』(狂乱のライヴ)から"Bony Moronie"、

などなど。

そしてラスト"Gibson Firebird"に持ち替えてのアンコールはロバート・ジョンソンの"Dust My Bloom"からあのボブ・ディラン作の名曲"Highway 61 Rivisited"まで一気に突っ走ってくれました!

Live from Japan

Live from Japan

 

 ※因みにこのCDには収録されていませんが私の観た初日にはジミ・ヘンドリクスの"Red House"も披露してくれたはずです♪ 確か(^^;;

 

 と言う事でもう何十年も"観たいのに未だ観てないミュージシャンリストNo.1!"にリストアップされていたジョニー・ウィンターはめでたくリストから外される事になった訳ですが、やっぱりなんか本音を言えば20年ぐらい前に観たかった…。それを言っちゃあいけない、贅沢言っちゃあいけないのは解ってるんですが立って弾いてるジョニーを観たかったなぁ…。ジョニーゴメン…。


Johnny Winter's awesome speed in 'Sound the Bell' 1987 Sweden in a tv studio

※立って弾いてるジョニー。1987年"Sound The Bell"カッコイイw (泣)

 

 その後ジョニーは2012年の5月。2014年の4月と立て続けに来日を果たす訳ですが 最後の来日から僅か3ヶ月後の2014年7月16日に天に召されてしまいました………………………………………………………………………………………………(泣)

 

でも私の中では"観たいのに未だ観てないミュージシャンリストNo.1!"から"本当に観られて良かったミュージシャンNo.1"へとポジションを変えたに過ぎず、ロック史上No.1ギタリストの座は永遠に変わる事は有りません。。やっぱりジョニー・ウィンター!あなたがNo.1です!

 

May your soul rest in peace,Johnny Winter!  Thank you!!!

 

※追伸:個人的にジョニーの生涯最高のプレイだと思われる『Second Winter』からの"Memory Pain"と、一番好きなアルバム『3rd.Degree』のリンクを貼っておきます♪(^-^)/

Memory Pain

Memory Pain

3rd Degree

3rd Degree

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デバディップ・カルロス・サンタナの伝説

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 初めて"SANTANA"の日本公演に行ったのは1973年の武道館でした。そうです。あの"ロータスの伝説"を収録した来日回の武道館公演でした(実際に録音したのは大阪厚生年金会館ですが多分内容は殆ど一緒だと思います)。それにしても当時は中学2年生。友達はと言えば殆どが天地真理麻丘めぐみだw 良くてもカーペンターズロバータ・フラック(悪いと言ってる訳ではありませんよ)の時代にサンタナでしたからちょっともう変態扱いでしたね(笑)。

 

 モチロン既に3年ぐらい前の小学生時代からクリームだツェッペリンだパープルだは聴き狂ってた訳なので別に不思議でもなんでもないんですが、とにかくあのラテンのリズムが肌にピタリと合ったと言うかなんと言うか。 今でも自分にとっての史上最高のギタリストを上げろと言われれば間違いなくカルロスはベスト3には入りますから!(ホントはベスト1が10人ぐらいいるんですけど、まあその辺は追い追いw)

 

 で、話は戻りますが確かこれが初めて観る武道館でのライブでした。

奮発してゲットしたアリーナ席のチケットを握りしめて会場入りするや 目の前に積み上げられた巨大なPAにビックリ!最近は性能が向上したのかそんなにデカい感じはしないんですけど、当時のPAはホントにデカかった。高さ10mぐらいありましたから。

確か席は割と良くてステージに向かって真ん中より若干左寄りの前から20番目ぐらい。席に着いてから開演までの記憶は無いのですが、既に"ロータスの伝説"を聴いた事のある人はお分りの通り前説が入るんですね。

『只今からサンタナグループは1分間の黙祷を捧げます』と…。あの前説さんは誰だったんですかね?知ってる方教えて下さいw

そして全員(?)で黙祷する訳ですがチラっと目を開けて周りを見回すと立ってる方もチラホラ…。ガキの目にも『おいおい。終戦記念日じゃあるまいしw』と思った記憶があります(^^;;

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 そして瞑想"Meditation"が終わるとトム・コスター(多分)のキーボードが奏でる幻想的な音色でフェードインから"Going Home"(Welcome)でスタート………。

となる訳ですが実は私的な好みで言わせてもらうと"SANTANA"は4枚目のアルバム"Caravanserai"でピークを迎えてしまってました。。なんと言っても4枚目の出来が素晴らし過ぎたんですよね。。

キャラバンサライ(期間生産限定盤)

キャラバンサライ(期間生産限定盤)

 

  そしてこのロック史上に残る名作『Caravanserai』をリリースした頃からサンタナさんはインドの宗教家"スリ・チンモイ"氏の影響をモロに受け出します。洗礼名を"デバディップ"。同じ頃にやはりスリチンモイ氏の影響を受けていたのがジャズギタリストの"ジョン・マクラフリン"(洗礼名マハビシュヌ)で、この2人は"魂の兄弟たち"などと言うチーム(?)を作って その音楽性はどんどんと霞がかったモノになって行きました…。

 

 さて『Caravanserai』のリリースから一年後に発売された『Welcome』。発売日にモチロン荻窪新星堂で購入した訳ですが そのジャケットを見た瞬間に既にイヤな予感が(真っ白なジャケットに型押しで浮き出た"Welcome"のタイトル...。なんだかやっぱり宗教がかってる...w)…。そして家に帰ってジャケットからディスクを取り出しターンテーブルに乗せて針を落とす…。そしてあの"Going Home"ですからw 

当時のサンタナファンは皆んな戸惑ったんじゃないですかね。"Going Home"を聞いた瞬間は。『あれ?なんじゃこりゃ?』って感じでw やっぱりサンタナと言うと誰でもがギター弾きまくり!のイメージがありますからね...。

でも確かに良い曲も収録されてるんですよね。"Love, Devotion & Surrender"や"Samba de Sausalito"なんかは大好きですし、特筆すべきは例の"マハビシュヌ・ジョン・マクラフリン"フィーチャーの"Flame-Sky"!この曲はアルバム『Welcome』の中で"唯一"カルロスが弾きまくっている11分30秒の大作です🎶

Flame-Sky

Flame-Sky

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しかし…

 

問題はサンタナ1974年リリース6枚目のアルバム『Borboletta』です(モチロン荻窪新星堂買いですw)…。そうです、蝶々のやつですw 完璧にやっちまいました…(^^;;

さすがにあれは中学生には辛い(^^;; 

一度聴いて もう殆ど聴かず。『お小遣いを返してくれ~!(泣)』状態でしたからw でも、大人になって聴いたら結構良いのかも?と思って聴いてみましたけどやっぱりダメでした。。

しかしあんなに聴かなかったアルバムは無いなぁ…クラプトンの『Wynton Marralis & Eric Clapton play the blues』と同じぐらい。。エリックごめん(笑)&(泣)

 

 結局それ以来サンタナの新譜には手を出さなくなってしまいました。結構ヒットした"Europe"だろうが"Moon Flower"だろうが…。なんだかあの『Carvanserai』の時代を知ってると妙にリスナーに媚びてる、ヒット狙いな気がしたんでしょうね。。

 

 とは言え最近(でもありませんが)はまた新しいサンタナも聴いてます♪ ヴォーカルに"Michelle Branch"をコンバートした"The Game Of Love"の様な素敵な曲もあるし、なんと言っても老いて再びギター小僧に舞い戻りした様なアルバム『Guitar Heaven』なんて最高じゃないですか!(≧∀≦)

The Game of Love (feat. Michelle Branch)

The Game of Love (feat. Michelle Branch)

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Guitar Heaven: the Greatest Guitar Classics of All

Guitar Heaven: the Greatest Guitar Classics of All

 

 でも欲を言えばこの"ロータスの伝説"ではもっと『Abraxas』や『SantanaIII』からも選曲して欲しかったなぁ…。"Mother's Daughter"とか"Jungle Strut"なんか最高じゃないですか。それと『Caravanserai』からもインストの名曲"Song Of The Wind"なんかも聴きたかったよなぁ…。

Mother's Daughter

Mother's Daughter

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Jungle Strut

Jungle Strut

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Song of the Wind

Song of the Wind

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 思えばあの"ロータスの伝説"の後は1991年の武道館公演一度だけしか観てないな。。カルロスももう70歳になったみたいだし、次に来た時には久々に観に行こうと思います♪(^-^)/

 




哀愁の一発屋 ソロ編

《ソロ編其の一 Don Mclean "American Pie"》

 

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おそらくは一発屋史上一番の大作!
8分36秒間 バディ・ホリー、リッチー・バレンズ、ザ・ビッグポッパーなどが犠牲になったアイオワ州で起きた飛行機事故を題材に「音楽が死んだ日」(The Day the Music Died)と歌い上げる"Don McLean"1971年リリースの大ヒット曲"American Pie"!

 

そうです

 

パ~イ パ~イミス アメリカンパ~イ♪( ´▽`)

 

のあの曲です。元気が出ますよね!

しかし、その他の歌詞内容はネイティヴの人にとっても非常に難解だと言う事なのでここで触れるのはやめておきますw(^^;;

 

さてこの"American Pie"ですが ビルボード誌の発表したシングルチャートでは1972年1月15日から4週連続1位!
1972年年間ランキングでは堂々の3位!
全英シングルチャートでも第2位を獲得するなど、う~ん…間違い無く一発屋の雰囲気プンプンですねw(≧∀≦)

American Pie

American Pie

  • Don Mclean
  • ポップ
  • ¥250

所で、あれ?これって?と思った方も多いんだと思いますが、そうなんです!2000年制作のハリウッド映画"The Next Best Thing"(2番目に幸せなこと)の主題歌としてあの"Madonna"がカバーしてヒットした曲 (主演もマドンナ)と言った方が馴染みがあるのかも知れませんね (今やこっちの方が有名?)。

このマドンナのカバーについてマクリーンは「神秘的で官能的で"女神からの贈り物"のようだ」と評したらしいですが そりゃそうでしょう、"あの"マドンナがカバーしてくれて、しかもそれなりにヒット(全米では29位にとどまるも全英では1位!)
となればかなりの印税も期待出来ますし、まさに"女神からの贈り物"になったんでしょうから(*^_^*)v

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その後1972年にあの"フィンセント・ファン・ゴッホ"にささげられた曲"Vincent"がプチヒットしたと言う記録も有りますが そんなもんは聞いたことがないので却下するとします♪

以上言わずもがなの名曲である事は間違いなく、一発屋の三原則

 

1.大御所をも脅かす様な大ヒットを飛ばす。
2.名曲である。
3.以後2度と脚光を浴びる事がない。

 

を全てクリアしておりますので見事"一発屋"認定です!(^_^)v

 


《ソロ編其の二 Gino Vannelli "I Just Wanna Stop"》

 

ソロ編の2人目は…ん?全米4位?
グループ編の"The Knack"や"Player"。
ソロ編で前出の"Don Mclean"なんかと比べるとちょっと弱くない??ヒット度が…。と思ったんですが、ブログの趣旨である"Classic Rock"の中でって言うと最高に新しくても70年代の作品であって欲しい。。まあそもそも70年代って言うのはバンドミュージック全盛期であるのでソロミュージシャンって言うのは意外に少ないんですよね。。じゃあもう少し年代の新しい方までと範囲を広げた所で今度は"名曲"は無しw
と言う事でやはり"Gino Vintage"の"I Just Wanna Stop"で行きます♪(^-^)/

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簡単に経歴を紹介しておくと、1952年生まれのイタリア系カナダ人。以上。w

確かこの"I Just Wanna Stop"が流行った当時はきっと誰もが『なんかこれ良い曲だよね。誰が歌ってんだか知らないけど…。』って感じだったんだと思いますが、でもなんか皆んな口ずさんでたんですよね…。

 

アイジャストウォ~ナストップ♪( ´▽`)

 

とw

 

しかしヒットする曲ってのは不思議なもんですね。なんか朝起きてから夜寝るまで 頭の中を理屈じゃなく気持ち良く支配してくれるんですからね。

 

で、このジノですが1981年にも"Living Inside Myself"と言う全米6位のヒット(?)を飛ばした…?って言うんですが知ってます?…ふ~ん…やはりそんなもんは知らんので却下w

その後2011年にはコットンクラブなどでライブパフォーマンスを行なっておりますがモチロン観には行きませんでしたw これ一曲しか知らないですから。"一発屋"ですからww

 

という事で《哀愁の一発屋たち ソロ編》2人目はカナダからのエントリー"Gino Vannelli"さんの"I Just Wanna Stop"でした~♪(^-^)/

I Just Wanna Stop

I Just Wanna Stop

  • Gino Vannelli
  • ヴォーカル
  • ¥250

 

哀愁の一発屋たち バンド編

《グループ編其の一 The Knack "My Sharona"》

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 唐突ですが 皆さんは過去~現代に於いて"短期間"に最もヒットしたロック系の曲はなんだと思いますか?

プレスリーの"Blue Suede Shoes"ですか?

ビートルズの"Hey Jude"ですか?

イーグルスの"Hotel California"ですか?

それともマイコーの"Thriller"でしょうか?

その他にも

カーペンターズ、サイモン&ガーファンクル、ディープパープル、レッドツェッペリン、ビージーズ、スティービー・ワンダービリー・ジョエル、マドンナ etc…etc…。

と数え上げたらきりがない程のヒットメーカーが存在していた訳なのですが、おそらく"短期間"でと条件を付ければそのどれもが間違いです。

 

答えは…?

 

 1970年代後期にLAで結成された"The Knack"は1979年にデビューアルバム『Get The Knack』をリリースするやいなやビルボードのアルバムチャートで6週連続1位を記録。シングルカットされた"My Shalona"はビルボードシングルチャートで5週連続1位。年間ヒットチャートで1位を獲得するなど 世界中のヒットチャートを大席巻しました。

 

そうです。答えは"My Shalona"の大ヒットを飛ばした"The Knack"です!

My Sharona

My Sharona

  • ザ・ナック
  • ポップ
  • ¥250

と、まあ言葉で書くのは簡単なのですが その体感的ヒット度は相当群を抜いてました。

 

とにかく"FEN"でもFMでも朝から晩まで

 

ズズチャチャズンチャ♪ズズチャチャズズチャ マイ~シャロナ~♪( ´▽`) 

 

でしたし、六本木辺りのディスコでは最低でも1時間に一回、街を歩いていててもあちこちで

 

マイ~マイ~マイ~マイホー!\( Ö )/ママママイ~シャロナ~♪

 

でしたからw

 

 でも確かにカッコいい曲なんですよね。

腹に響くベースサウンドが気持ち良く、今聴いてもホントに乗りが良くて身体が自然と踊り出すというか。。

もう完全に朝から晩まで頭の中があのリズムに支配されてましたからw

 

今でもたまに"American Forces Network"や"InterFM"の『The Dave Fromm Show』なんかでもかかりますよね♪

 

そしてやはり一発屋に認定するには一番必要な"三原則"がある(とすれば)。

 

1.大御所をも脅かす様な大ヒットを飛ばす。

2.名曲である。

3.以後2度と脚光を浴びる事がない。

 

の全てをトップレベルでクリアーした"The Knack"は間違いなく一発屋会のホームラン王です!

 

 

《グループ編其の二 Player "Baby Come Back"》

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 前出の"My Shalona"程ではないにしても"Player"の"Baby Come Back"もホントに流行ったよなぁ…。

でも『ん?イマイチ馴染みがないなぁ』って言う人はおそらく健全な生活を送っていた方。どちらかと言うと"Baby Come Back"は夜のホームラン王って感じでしたからw

 

その昔 丸ノ内線赤坂見附駅からほど近いパンジャンビルの1,2Fに"BYBLOS"と言うディスコが在りました(因みに同じビルのB1はブラック系で有名だった"MUGEN")。

因みにこの"BYBLOS"は来日した海外ミュージシャンが必ずと言ってもいい程訪れるのが有名で、私もロッド・スチュアートドゥービーブラザーズの面々に会った事がありますよ♪ (๑˘◡˘๑)

 

 で、その"BYBLOS"ですが普通のディスコは殆どの選曲がブラック系だったのにも関わらず半分ぐらいがドゥービー、イーグルス、オールマンブラザーズ、CCR、オーリアンズ等々のロック系!

昔から"MOTOWN"系の音楽をあまり得意としなかった私はもう殆ど毎夜の様に出没しておりましたw

そんな中でチークタイム(には少しだけテンポが早いw)、とは言わないまでもちょっとワンブレイクタイムによくかかっていたのがこの"Player"の"Baby Come Back"でした。。

好きだったなぁ…。名曲ですよね。。

Baby Come Back

Baby Come Back

  • プレイヤー
  • ロック
  • ¥150

 この"Player"もれっきとしたLA出身のウェストコーストバンドなのですが、通常のウェストコーストサウンドの太陽燦々って言うイメージとは一線を画し、完全に夜の部担当w 夜にドライブする時のBGMには欠かせない存在でした♪

 

 当時(1977~1978年)はといえばあのジョン・トラボルタ主演の映画"Saturday Night Fever"が大流行していた時期で、ヒットチャートと言えばビージーズの"How Deep Is Your Love"や"Stain'Alive"、"Night Fever"等が連続で1位を獲得する中1978年の1月に3週連続で1位になったのがこの"Baby Come Back"だった訳です。

 

と言うことでしっかりと"一発屋三原則"のウチ2要件は満たしている訳で、その後にヒットしたと言う噂も聞かないので間違いなくの"一発屋"認定ですね^^

 

 付け加えるならばこれと同じアルバムの3曲目に入っている"Melanie"もヒットはしなかったものの"BYBLOS"ではよくかかっていた"Cool"なギターリフの印象的な"名曲"なのでリンクを貼っておきますね♪

Melanie

Melanie

  • プレイヤー
  • ロック
  • ¥150

 

次回は"哀愁の一発屋たち"ソロ編です!お楽しみに〜!