Everyday I Have The Classic Rock

まあ酒を呑みながらロックの話でもしましょう♪

記念すべき初投稿は...

ここはやはり素直に一番好きなアルバム(と言っても"一番好き"なアルバムは50枚ぐらいはあるんですが…笑)に敬意を表して素直に"Steely Dan"1972年のデビューアルバム「Can't Buy A Thrill」から話を始めねばと思います。

 

さてはたして"Steely Dan"がロックなのかと言えば初回から話はつまずいてしまうのですが、実は当初ジャンル的にはロックでもクロスオーバー(当時はまだフュージョンと言うジャンルは有りませんでした)でもなく"ホワイト ジャズ ファンク"などと称されていたかと思います。と言ってもこのジャンルには他のアーティストが属しているって話も聞いだ事がないので実質"Steely Dan"は"White Jazz Funk"と言うジャンルに於いてのパイオニアであり未だにそのジャンルを独占し続けていると言う事になります。

 

話は飛びますが、このブログ

"Everyday I Have The Classic Rock" は出来るだけガキの頃『アルバムを(新譜として)ゲットしたぜ!』とか、当時『コンサートに行った!』とか 経験に基づいてお話しようと思ってます。でないといくらでも遡って得た知識だけでモノを言えてしまいますし、それではやはり『ブログを始めてみようかな』と思った本筋を外れてしまいます…。

まあたまには踏み外すこともあるかと思いますが そこはご愛嬌で(^^;; 

あ、モチロンこのアルバムも新譜がリリースされるのを待って私が中一の時に荻窪にあった新星堂(もう無い?)までチャリンコで行って購入しました(笑)

 

 

キャント・バイ・ア・スリル

キャント・バイ・ア・スリル

 

 

話は戻ってこの"Can't Buy A Thrill"ですが、何がそんなに気に入ったのかと言うと やはりレコードに針を落としての1曲目、"Do It Again"のなんとも言えない大人びたジャジーな雰囲気。なんとデビューアルバムの1曲目を聴き始めた瞬間にあの"Donald Fagen"ワールドの虜になってしまいました。そしてそれ以来自分にとっていつまでも色褪せない愛聴盤となりました。

 

 

 

勿論コンサートにも行きました。"Can't Buy A Thrill"がリリースされてから12年も経った1994年の初来日"東京ベイNKホール" 2000年の"有楽町フォーラムA"

です。

残念ながら2007年の"Billbord Live TOKYO"こけら落としはタイミングが合わずに観のがしてしまいましたが…(一生の不覚...)。

それにしてもやはり"Steely Dan"はライブの人ではないと思います。

スタジオに篭り、じっくりと計算されつくした音作り。全てのスタッフに対しても完璧な演奏を要求する、決して妥協を許さないパーフェクトなスタイルこそ"Donald Fagen & Walter Becker"の真骨頂ではないかと思います。

 

追伸:この初回ブログを書いている最中の2017年9月3日にデビュー以来ギター、ベースを担当していた相方”ウォルター・ベッカー”氏の訃報が届いてしまいました...。死因は発表されていないものの67歳と言う早すぎる死でした...。エーメン

R.I.P. Walter Becker September 3,2017